韓国がロシア国立機関が開発したコロナワクチンの試験生産開始 「戦時下でも原液確保」

ロシア産コロナワクチンであるコビバク(CoviVac)の独占生産権及び版権を保有した韓・露合弁法人であるパーマバイオテクグローバル(PBTG)は、ロシアのチュマコフ生命科学研究所から持ち込んだ試験生産目的の最終原液を活用し、韓国で初めて同ワクチンの試験生産に突入したと10日明らかにした。
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韓国の法令により先月21日、当局から輸入要件確認免除承認を受けた。今回成功した試験生産を受けてロシアチュマコフ研究所側は「既存主成分を含む原液を供給してワクチンを生産する方式で中間段階を省略し、現地技術陣を韓国に派遣して技術移転と同時に本生産を進める予定」と明らかにした。
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PBTG関係者は「今回の試験生産はロシアの戦争状況でも原液供給が行われ、今後、本生産は異変がない限り推進するだろう」とし「(試験生産がされる)国内の安東動物細胞実証センターで生産されるコビバクは年間1億ドーズ程度で全量が第三国に輸出される計画だ」と伝えた。

コビバクはロシア国立研究所であるチュマコフ研究所が開発した「死ワクチン」だ。死ワクチンとは、死んだウイルスを体に入れて免疫反応を呼び起こす伝統的な製造方法で、毒性がなく副作用が少ないのが長所だ。冷凍保管しなければならないモデルナや、ファイザーなどメッセンジャーリボ核酸(mRNA)方式のコロナ19ワクチンと異なり、冷蔵流通できる。
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一方、世界保健機関(WHO)は先月23日、韓国を「WHOグローバルバイオ人力養成ハブ」(以下、人力養成ハブ)に選定した。人材育成ハブとは、中・低所得国のワクチン自給化のために、ワクチンとバイオ医薬品の生産工程に対する教育及び訓練を提供する中心機関を意味する。WHOはコロナ19大流行以来、国家間ワクチン不平等問題が深化すると、「WHO人力養成ハブ」プロジェクトを推進してきた。その目的で国内バイオ企業のワクチン生産能力、教育施設インフラなどを考慮して韓国をバイオ人材養成の中心地に選定し、安東動物細胞実証センター教育長も含まれてグローバル人材養成に乗り出す。

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