ロシア軍がウクライナの首都キエフへの攻勢を再び強化したようだ。韓国MBCは11日、AFP・APなど外信を総合し、このように報じた。
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MBCはキエフにつながる主要高速道路ごとにロシア軍とウクライナ軍の激戦が続いているとし、キエフ西北戦線に位置する小規模都市は、これまで続いたロシア軍の砲撃で完全に廃墟となった伝えた。
キエフ行政当局は、北部の郊外都市であるブチャ、イルピン、ホストメル、ビショロードなどは現在最も危険な都市だと説明している。
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MBCはAFPやTHE TIMES報道をもとに、ロシア軍戦車の残骸が道路のあちこちに散在していることや、首都キエフに向かっていたロシア軍隊列の装甲車が爆発物攻撃を受けるシーンがウクライナ政府により公開されたことなどを伝えた。
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一方でヴィタリー・クリチコ・キエフ市長はこの日、国営放送を通じて「ブチャ、イルピン、ホストメル、ボルゼルなどでのウクライナ軍の抗戦により、ロシア軍のキエフ進入作戦が挫折している」と明らかにしている。
クリチコ市長は「キエフは一つの巨大な要塞になった」とし「すべての街、すべての建物、すべての進路を要塞化させた」と話した。
彼は「障害で一度も武装したことのない市民も自発的に軍服を着て銃を持っている」と説明している。
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