文大統領の長男作品が日本の芸術祭で受賞…「親の後光・285万円支援疑惑」あった作品

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の息子でありメディアアーティストのムン・ジュンヨン氏が、韓国で特恵疑惑のあった作品で、日本文化庁主催の日本メディア芸術祭で優秀賞を受賞した。
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第25回日本メディア芸術祭のホームページ発表によると、ムン氏は作品Augmented Shadow」が芸術部門優秀賞を受賞した。ムン氏もこの日、Facebookで受賞事実を知らせた。

日本メディア芸術祭は1997年から毎年開かれている競争芸術祭だ。芸術部門とエンターテイメント部門、アニメ部門、漫画部門の4つに分けて出品作を審査する。各部門別に対象1作品、優秀賞4作品を選ぶ。今年は95カ国3,537人が参加した。

ムン氏は先立って、韓国の文化団体から何度も支援金を受けていたことで特恵論議が起きていた。支援作選定に父である文在寅大統領の権威が作用したのではないかという疑惑が集まっていた。

今回、日本メディア芸術祭で受賞した作品も、2020年に韓国のパラダイス文化財団から3,000万ウォン(約285万円)を支援されていた。当時支援作選定の時、有名建築家スン・ヒョサンさんが財団理事だった。スン氏は文大統領の同級生だ。文政権発足後、大統領所属の国家建築政策委員長も務めた。

ムン・ジュニョン氏はこの日、Facebookの文で「パラダイス文化財団で支援金を受けた作品だ」とし「助けてくださった方々皆感謝している」と明らかにした。

一方で、ムン・ジュンヨン氏については、韓国の有力アーティストが太鼓判を押すなど、才能には定評がある。

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