露の元女スパイがプーチンを批判「支持しない」 父は元ソ連将軍、夫は獄死、10代でハニトラ修行

  • 2022年3月14日
  • 2022年11月21日
  • 政治

ロシアの元スパイがウクライナを侵攻したプーチン露大統領を批判した。
(参考記事:ルガンスク知事「ロシア軍が白リン弾を投下」「ナチスも使った兵器…破壊的で醜い」

ロシアの元スパイでであるアリア・ローザ(37)は12日(現地時間)、自身のSNSを通じて「今ウクライナの状況に胸が痛む。私はロシアで生まれ、ロシア軍でスパイ訓練を受けた。18歳の時にチェチェン戦争の惨状を目撃した。このような経験は私を粉々に砕いた」と明らかにした。
(人気記事:韓国紙「中国が韓国を《第二のウクライナ》にする」「世界は1930年代のよう…大国が小国運命を左右」

その後、彼女は「ロシアのスパイとして働いたトラウマを克服するために何年も治療を受けた。平和のために私の声を出したい。世界には平和が必要だ。私たちはお互いを愛さなければならない。ロシア人たちは戦争を望まず、この戦争を支持しもしていない。これはプーチンの戦争だ。この戦争で勝者はいない。世界がみな平和を叫ばなければならない」と訴えた。

元ロシアスパイのアリア・ローザ氏/Instagram

メディア報道によると、アリア・ローザは10代の頃に強制的に動員され、ロシアでスパイ活動をした。しかし部隊で性暴行を受け、任務遂行のために売春婦として振る舞い、麻薬密売人組織に潜入するなどしていた。ローザは男性を誘惑し情報を取るハニートラップの技術を仕込まれていた。
(人気記事:ウクライナ紙「対露戦の秘密兵器が送られてきた…通称ハリネズミ」「ロシアも予想不可」

しかし麻薬マフィアはローザがスパイであることを見抜いた。ローザは真っ暗な森のなかに連れられ、10人の男から殴打される。しかし、マフィアの一員であったウラジミールという男に助けられた。奇しくもプーチン大統領と同じ名前だ。

ウラジミールはその後亡くなり、ローザはあるオリガルヒ(ロシア新興成金)と恋に落ちるが、夫が捕らえられ獄死。その直後、ローザは息子を連れてロシアを脱し、米ロサンゼルスに在住して10年が経つ。
(人気記事:英国紙「ウクライナ大統領、暗殺危機に3度晒されていた」「ロシア情報員からの密告で防ぐ」

アリア・ローザは「プーチン大統領は自分の名声に傷つくことを懸念して最後まで戦うだろう」と見通した。

ローザの父親はソ連の著名な将軍であったと伝えらえる。

(参考記事:米軍事紙「なぜロシア軍は将軍の戦死者が多いのか?」「独ソ戦に由来する戦争観が理由」

(参考記事:英国紙「露情報機関の文書流出…ウクライナ侵攻は完全失敗」「1943年のドイツ軍と同じ、敗北必至」

(参考記事:ロシア陸軍少将が交戦中に射殺 ロ将官級で3人目の戦死者に…ウクライナ紙や外信報じる