英国紙「露のスパイキャプテンが死亡…極秘作戦中」 かつてゾルゲも所属した情報機関大尉

  • 2022年3月15日
  • 2022年11月21日
  • 政治

ウクライナでの極秘作戦でロシアのスパイキャプテン(大尉)が死亡したことが分かった。
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シベリア・チュメニ出身のGRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)スパイであるアレクセイ・グルシャク大尉(31)はマリウポリで死亡したが、その詳細は発表されていないとザ・サン(THE SUN)紙は報じている。
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サン紙は「軍事作戦の厳格な秘密保持のため、チュメニの英雄の死の状況は公表されていない」と伝えた。

サン紙の当該報道キャプション(赤枠がグルシャク大尉)

GRUは旧ソ連時代から存在する軍所属の情報機関であり、KGB(現SVR、FSB)と並ぶ強力な情報機関だ。かつで第二次大戦時の対日情報員として活動したリヒャルト・ゾルゲも所属した機関だ。

2018年に英国ソールズベリーで、その元スパイであり亡命中だったセルゲイ・スクリパリが毒殺された事件の背後にもGRUが存在したとされる。
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グルシャク大尉は亡くなる当日、国際女性デーを祝うために妻と母に電話をかけたが、その日の夕方に殺害されたと伝えられる。

サン紙は、グルシャク大尉は軍によって葬儀が行われたが、このような例はごく一部で、ロシアが戦死者の数もまともに公開していないことなどを伝えた。サン紙は「現在、メディアで目にすることができる多くの葬儀は、2月末に殺害された兵士のものである」と指摘した。
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グルシャク大尉と同じく、シベリア出身の空襲砲台上級砲手だったダニル・ノヴォロツキー伍長(24)の葬儀も執り行われ、プーチンの署名入り政令で勇気勲章が授与されたとサン紙は報じている。

サン紙はロシア軍側の被害が予想外に大きく、シベリア地域から数万人の兵が戦地に送られていることも伝えた。

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