すでに4人の将軍が戦死しているロシア軍だが、今度はロシア版SWATとされるプーチン大統領直属の特殊部隊(スペツナズ)戦闘員7名が死亡したことが分かった。
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デイリーメールなど複数の外信は16日、ロシアのジェルジンスキー師団の戦闘員7名が死亡したと報じた。同紙はプーチン直属の精鋭部隊と伝えている。
今回死亡した7名は、ソ連秘密警察の創設者フェリックス・ジャルジンスキーにちなんで名付けられたジェルジンスキー師団内の「ヴィチャージ特殊目的センター」に所属するエリート部隊「マルーン・ベレー」の特殊部隊員7名である。
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ロシア側はこのうち6名の追悼写真を発表したが、その後に7人目の死亡が確認されたようだ。このうち名前が公表されているのは4人だけである。
ビクトル・マクシムチュク少佐(44)は機動小銃連隊の司令官で、マリウポリ近郊での戦闘で死亡した。父親でもある彼の葬儀は、水曜日にクラスノダールで行われる予定だ。
ペンザ州の30歳の軍曹、ミハイル・ベリヤコフは、死後、ロシア政府から勇気勲章を授与された。彼も2児の父であった。彼は2月27日にウクライナで殺害されたが、他のロシア人死亡者の発表と同様、2週間ほど時間を遅らせて発表されている。
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他の2人はノボシビルスクの国家警備隊研究所を卒業したアレクセイ・ブリンコフとサマラ州出身のマキシム・プストゾボノフだ。
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