米国がウクライナに突撃自爆型ドローンを供給 通称「カミカゼ」

米国がウクライナに追加支援することにした8億ドル規模の武器のうち「カミカゼドローン」と呼ばれる兵器が含まれることが分かった。米ニューヨークタイムズ(NYT)が報じた。
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米国政府がこの日発表したウクライナ軍事支援の中には攻撃用小型ドローンが含まれたが、このドローンは「カミカゼドローンと」と呼ばれる突撃自爆型の兵器であるという。

匿名の欧米当局者らは、このドローンは、携行が容易で作動させるための特別な訓練も必要としないハイテク兵器であり、正式名称は「スイッチブレード」(Switchblade)であるとNYTは伝えた。
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このドローンはバックパックで持ち運び、必要に応じて取り出して用いることができる。

カメラを介して送信される敵の姿を確認し、攻撃命令を出すと、火薬で満たされた本体が目標物に突進する仕掛けだ。ドローンが飛行中にオペレーターは位置を変えることができる。
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同兵器はセンサーや火薬などが安価な消耗品で作られ、費用対効果が大きく、ロシア軍戦車などを効率的に破壊できるというのがNYTの説明だ。

同兵器は小規模によるゲリラ活動にも適しており、ロシア軍への抵抗で威力を発揮するとみられる。
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バイデン米大統領はこの日、大国民演説を通じてスティンガー対空ミサイルシステム800機、ジャベリン対戦車ミサイルをはじめとする対装甲攻撃武器9000機、ドローン100機をはじめ機関銃・榴弾発射機など小型火器や弾薬などをウクライナに追加支援する方針だと明らかにした。

バイデン大統領は特に支援品目にドローンが含まれたことと関連しては「ウクライナ防御のために最先端武器を送るという約束を履行」するものと語った。

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