ウクライナ軍がトーチカミサイル(スカラベ)を撃墜したとの情報が出ている。
(参考記事:「ウクライナ軍「ロシア軍Su34戦闘爆撃機をスティンガーで撃墜」」)

19日(現地時間)、ウクライナ軍は、ルガンスク地方において、「トーチカU」ミサイルシステムから発射されたミサイルを、携行地対空ミサイル「スティンガー」で撃墜したと明らかにした。
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「トーチカ(OTR21)」はソ連時代に開発されたロシア軍の自走式戦術弾道ミサイルであり、NATOのコードネームでは「SS21 スカラベ」と呼ばれる兵器だ。
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ウクライナ国防省は公式SNSにおいて 「我が国の兵士は、ポパスナ近郊で、携帯型防空システムMANPADS(スティンガー)でトーチカ-Uを撃墜した」とし、「このミサイルはスティンガーMANPADSで簡単に落とせることがわかった。戦士たちの活躍には驚かされるばかりだ」と伝えている。

尚、トーチカUはウクライナ軍も保有している。他にも、旧ソ連邦諸国や東欧、一部中東諸国の軍も保有する。
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ロシア国防省は14日、ウクライナ軍が「トーチカU」を親ロ派武装集団が実効支配する東部ドネツク市に向けて発射し、民間人が死亡したと発表しているが、ウクライナ側はこれを否定している。
一方で、ウクライナ軍による今回の「トーチカミサイル撃墜」については、その真偽を疑う声もネットユーザーなどから出ている。
(参考記事:「ウクラ軍「ロシア南部軍司令官を殺害」 将軍死者5人目に」)