ロシアで避妊具の買い溜め減少が起きているようだ。
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英ミラー紙は20日(現地時間)、ロシアで避妊具の需要が増加し、ブランドによっては価格が50%まで引き上げられたと伝えた。
報道によると、ロシア最大のオンラインショッピングモール「ワイルドベリー」では、昨年同期と比較して3月の最初の2週間で避妊具販売が170%も増加したという。
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ロシアの有名薬局チェーンも売上が26%増加し、一部のスーパーマーケットでも販売量が30%以上増加したことが分かった。
一部のブランドは売り切れを防ぐために価格を50%まで引き上げた。
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ロシアのある成人用品店の社長であるイェセニア・シャモニーナは「私たちが価格を上げたにもかかわらず、人々は今後を懸念して購入している」と明らかにした。
ミラーはこのような現象に対して「プーチンロシア大統領のウクライナ侵攻以後、自国経済に対する国民の信頼が崩れたため」と分析した。
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ロシアでは年間6億個の避妊具を輸入し、1億個の避妊具を生産することが分かった。
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