ウクライナ軍がドネツクの有名女性スナイパーを捕らえたと主張している。これまで40名が標的になったとのこと。
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ウクライナ軍や現地紙などによると、この女性スナイパーは通称「バギーラ(黒豹)」と呼ばれるイリーナ・スタリコワだ。ウクライナ軍は25日に彼女の写真や身分証明と共に、捕獲事実を伝えた。
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女性は現在、ウクライナ軍に拘束され、治療を受けているという。これまでウクライナ兵や民間人など、少なくとも40人の血が流れたとウクライナ側は主張している。
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現地紙などによると、バギーラはドネツク州の親ロ派武装勢力「ウクライナ人民共和国(DNR)」に所属するセルビア人スナイパーであり、2014年からDNRの「人民民兵」部隊に所属していたという。
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ウクライナ側によると、戦場で負傷した彼女は仲間から置いてきぼりにされたとのこと。「私が負傷していることを知りながら、私を捨てた」と彼女自ら説明し、調査に協力すると述べたと現地紙などは伝えている。
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