「ロシアは4月4日にデフォルト」…専門家など予想

ロシアが4月4日に、22億ドルに達する国債利子及び元金を支払うことができるか関心が集まっており、支払わずにデフォルトに陥る可能性が指摘されている。
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26日(現地時間)、マーケットウォッチによると、アルゼンチンのデフォルト関連国際訴訟を主導したジェイ・ニューマン元エリオット・マネジメント・ポートフォリオ・マネージャーは、「前回(16日)の利子支払いは少額に過ぎなかった」とし、「ロシアが小切手を10億ドルずつ出すことは次元が違う話だ」と明らかにした。彼はロシアが22億ドルに達する償還額を支払えないと予想した。
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先週ロシアは1億1700万ドルの利子をドルで支払い、デフォルト危機を逃れた。しかし、ニューマンは米国の経済制裁が強力になるほどロシアは故意に利子支給などの条件を守らない「技術的デフォルト」をする可能性が高まると懸念した。
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ニューマンは「経済制裁を受けている国が引き続き利子返済を維持するのは珍しいことだ」と述べた。ロシアは今年、合計48億ドルに達する債務を返済しなければならない。
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米国シンクタンク・ユーラシアグループのロバート・カンドも「ロシアの完全なデフォルトを予想している」とし「私たちがロシアを経済システムから退出させようとするのになぜロシアがお金を返済しようと思うのか」と述べている。

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