チェンチェン大統領、兵がマリウポリで住宅街に無差別射撃する動画公開 「神の意思」

プーチン大統領を支持しているチェチェン共和国の指導者ラムザン・カディロフ大統領が、ウクライナ・マリウポリで民間人の建物に向かって器を乱射するチェチェン軍の映像を公開した。
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27日(現地時間)、英デイリーメールによると、ラムザン・カディロフ(46)大統領はこの日、テレグラムに「私の戦士がナチスの領土を掃除している」とし、チェチェン軍がマリウポリで集合住宅とみられる建物に向かって機関銃を乱射している様子を収めた映像を掲載した。

映像では、チェチェン兵たちとみられる兵士たちはカメラを向けられるや、「アラフ・アクバル(神は偉大だ)」などを叫んでいる。
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今月初めからロシア軍に包囲されているマリウポリは、現在集中砲撃を受けている。マリウポリ市長の報道官は28日、ロシア軍に包囲されて以降、子ども約210人を含む約5000人が死亡したと明らかにしている。さらに、病院や学校、幼稚園や工場を含む市内にある建物の約9割が損傷し、4割が破壊されたと説明している。
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ロシア軍はマリウポリ住民のための避難ルート設置を約束したが、それでも砲撃を止めていない。カディロフ大統領はロシア軍がマリウポリの市庁舎を掌握し、自国の旗を掲げたと述べ、その様子が収められたアダム・ディリマノフロシア国会議員の演説映像も共有した。「他の部隊はマリウポリを通って移動し、アゾフ連隊の汚物を除去している。神の意志ならマリウポリは完全に清潔になるだろう」と明らかにした。
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アゾフ連隊は強い民族主義性向を持つウクライナ国家防衛軍所属の特殊部隊だ。2014年5月、ドンバス戦争当時に結成されたネオナチ・極右性向の民兵隊から出発し、その年11月に正式に軍に合流した。プーチン大統領がウクライナ侵攻の目的として掲げた「脱ナチ化」の標的でもある。

一方チェチェンはロシア南西部・コーカサス地域にあるロシア自治共和国だ。プーチン大統領の最側近とも目されるカディロフ大統領は今回のウクライナ戦争でロシア側につき兵力を派兵している。

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