露負傷兵ら、勲章授与も終始虚ろ 軍幹部は両足失った兵に「また歩ける」  

  • 2022年3月30日
  • 2022年11月21日
  • 政治

ロシア政府がウクライナとの戦争で負傷した自国兵士たちに勲章を授与したが、勲章を授かったときの兵士たちの反応が終始虚ろだったことが判明した。
(参考記事:露軍第200ライフル旅団の司令官(大佐)を殺害、ハリコフで戦闘中に…宇発表 旅団壊滅か

27日(現地時間)、英デイリーメールなどは「ロシア軍部が最前線から命がけで戻ってきた負傷兵たちに勲章を伝えたが、実際、負傷兵たちは恐怖と後悔で凍りついていた」と報じた。

先立ってロシア国営放送はロシア国防部政策担当次官アレクサンドル・フォミンが軍病院を訪れ、自国の負傷兵たちに勲章を授与し、慰める様子を放送した。この日、フォミン次官は車いすに座る負傷兵8人に勲章を授与した。なかには足を失った兵士もいる。
(人気記事:ウクライナ軍、「黒豹」と呼ばれる女性スナイパーの捕獲発表 「40人の血が流れた」

フォミン次官は彼らに「皆さんは与えられた任務を100%果たした」とし「本物の男、本物の兵士のように皆さんは祖父と父親の栄光ある軍事的伝統を受け継いだ」と述べ、彼らの胸に勲章を付けていった。しかし、負傷者らの表情から高揚感は一切みられれず、終始虚ろな表情にみえた。一部の兵士は、フォミン次官と握手するときも曇った表情のままだった。
(人気記事:韓国紙「進撃する日本のロボット産業、世界の45%を掌握」「韓国でも絶対的存在に…日本産は代替不可能」

これにデイリーメールは「フォミン次官の言葉に兵士たちはただ静かに座って空を見つめ、数千人の仲間たちを死に追いやった戦争の恐怖を思い出していただろう」と伝えた。
(人気記事:ロシア発射の誘導ミサイル、1100発のうち最大660発が失敗か 「非常に高い失敗率」海外報道

前日、国防部戦闘教育次官ユヌス・ベック・エフクロフが軍病院を訪問した際も、同様の状況がみられた。エフクロフ次官は、両足を失って病床に横たわっている負傷病を訪ね、勲章を授与した。しかし次官が負傷兵の胸に勲章をつけている間も、兵士は虚ろな表情のままだった。

次官の質問にも、短く一言でしか答えない負傷兵に対し、エフクロフ次官は動揺したのか「すぐにまた歩くことを望む」という言葉を残し、その場を離れた。

(参考記事:露戦車部隊の司令官が自決か…機器など盗まれ戦車多数使えず 戦車に轢かれ入院中の大佐も死亡

(参考記事:ゼレンスキー大統領狙った露暗殺団25人を逮捕…宇警察発表 ハンガリー国境近くで

(参考記事:ソ連式精神で玉砕? 莫大損失も同じ攻撃10回…将軍2名死亡 「部下の死より処罰が怖い」