ロシアの侵攻を受けたウクライナで数十個の地雷がびっしり敷かれた道路上で、車がギリギリで間を縫いながら通行している様子がソーシャルメディア(SNS)で話題だ。
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31日(現地時間)ニュースウィークによると、同映像はウクライナの首都キイウ(キエフ)近郊のボロディアンカで撮影された。
映像では道路の上に対戦車地雷30個余りが3車線にわたって車列に並べられていた。ロシア軍が敷設したものとみられる。
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しかし、道路を通行する現地の民間車両らは、この「地雷畑」なか、速度を減らしながらも、慎重に間を縫って進んでいく。地雷に触れれば、命を落とす危険があるにも関わらずだ。
映像に登場する最初の車が「地雷畑」を無事に通過すると、その車はなんと後ろにトレーラーまで接続していたが、何とか地雷に触れずに通過した。
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車両が地雷畑を通過する間、他の車は遠く離れた場所で順番を待っていた。

先月30日、Twitterに掲載されたこの映像はこの日までに視聴数約310万件を記録した。
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最近、ロシア軍はハルキウを包囲しながら国際条約で禁止された対人地雷を使用した疑いを受けている。
国際人権団体ヒューマンライツウォッチ(HRW)は「世界各国はロシアがウクライナで禁止された対人地雷を使用したことを強力に糾弾しなければならない」とし「この武器は今後数年間の致命的な遺産として残るだろう」と明らかにした。
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