親露のはずのカザフスタンが反旗? 高官「クリミアやドンバス独立認めない」

  • 2022年4月2日
  • 2022年11月21日
  • 政治

親ロシアとみられたカザフスタンだが、高官がウクライナへの侵略を認めない立場を示している。
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中央アジアのカザフスタンがウクライナの領土保全を尊重し、クリミア半島をロシア領土として認めないという立場を表明したと、インテルファクス通信が1日(現地時間)報道した。

ティムール・スレイメノフ・カザフスタン大統領秘書室副室長は、ユーラクティブ(EURACTIV)とのインタビューで「この問題に関して、我々は国連の決定に従うだろう」と明らかにした。
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スレイメノフ副室長は「もちろん、ロシアは私たちがよりロシア側にいることを望んでいるが、カザフスタンはウクライナの領土保全を尊重する」とし「国連がクリミア半島やドンバスの独立を認めていないからだ。下した決定だけを実施するだろう」と述べている。
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エコノミストでもあるスレイメノフ副室長は、カザフスタンはユーラシア経済連合(EAEU)および集団安保条約機構(CSTO)の加盟国であるため、ロシアと経済および軍事同盟にあるが、今回のウクライナ事態など特定の場合には同盟条約が適用されないと付け加えた。

カシムジョマルト・トカエフ=カザフスタン大統領は「悪い平和が良い戦争よりも優れている」とし、カザフスタンが仲裁者となり交渉場所を提供できると明らかにした。
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カザフ検察庁は最近、ロシアのウクライナ侵攻と関連して、カザフスタン国民の戦争参加や民族的憎しみの扇動行為、両国国家の名誉と市民の尊厳を侮辱する偽情報を故意に流布する行為について法的措置をすると発表している。

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