露軍が志願兵上限を60歳に引き上げ…兵力消耗受け 10代含む新兵13万人も補充

ウクライナ侵攻から1カ月半以上が経ち、深刻な兵力損失に直面したロシア軍が、志願兵の年齢上限を60歳まで引き上げたことが分かった。
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英タイムズがロシア現地紙をもとに報じたところによると、ロシア軍はチェリャビンスクやチュメンなどシベリア地域の2都市において、これら年配者の予備役再入隊を推進しているという。特に戦車指揮官や狙撃手、工兵などに多くの志願があったとのこと。

契約に署名した再入隊者は、主に少数民族や僻地出身であり、最近動員された約6万人の予備役に合流することになる。ロシア軍はこの他に、13万4500人の新兵も補充した。
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ロシア軍の兵力のうち約4分の1を占める徴集兵は18歳から27歳の男性であり、1年間服務する義務がある。

専門家たちによると、経験の乏しい10代の兵士がウクライナの戦場に投入されるのは「屠殺場」に連れていかれるのに等しいとの指摘も出ている。
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これまでウクライナで犠牲となったロシア軍兵力は、ウクライナ軍は1万8300人であると発表している。北大西洋条約機構(NATO)は1万5000人と推定している。

ウクライナの情報当局は、仏教徒が多いカルムイキア共和国やイスラム教徒が多いイングーシ共和国、ダゲスタン共和国などでロシアの兵力補充が盛んに行われているという。
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英国防・安保シンクタンク王立合同軍事研究所(RUSI)のロシア専門家エミリー・フェリス研究員は今回の戦争でプーチン大統領が少数民族出身兵力に過度に依存するとし、「ロシア人のほとんどにとって、同じスラブ系のウクライナ人と市街戦を戦うのは簡単ではない」と解説している。

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