宇女性スナイパー「ウゴリオコ」に注目集まる 独ソ戦で309人射殺した宇英雄再来の声も

ロシアのウクライナ侵攻が続くなか、ウクライナで女性狙撃手が英雄として取り上げられている。
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5日(現地時間)、ニューヨークポストなど外信は、「キーウの幽霊」に続き、ウクライナで新たな英雄が登場したと伝えた。それはウクライナイ語でチャコールを意味する「ウゴリオコ」のコールネームを持つ女性スナイパーだ。

ニューヨークポストは「彼女はウクライナ国民の間で《21世紀の死の淑女》と称賛を受けている」と伝えた。
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去る3日、ウクライナ軍は公式Facebookアカウントで「現代戦の英雄」という紹介文とともにウゴリオコの写真を公開した。

写真には軍服を着たウゴリオコが鼻と口をスカーフで覆ったまま、迷彩柄の布で隠したけ銃器を肩に担いで移動する姿があった。ウクライナ軍はウゴリオコの実名と年齢、今回の戦争でどのような作戦を行ったのかなどについては公開しなかった。
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ウクライナ軍が投稿したウゴリオコの情報は、ウクライナを応援するSNS利用者を通じて急速に拡散され、ネットユーザーらはウゴリオコを現代版「死の淑女」であると呼んでいる。

「死の熟女」とは、歴史上最高の女性狙撃兵として言われるウクライナ出身のリュドミラ・パヴリチェンコに付けられた別名だ。彼女は第二次大戦時、セバストーポリ攻防戦など10ヶ月間で敵のスナイパー36人を含むドイツ軍309人を射殺した。リュドミラはその戦効によりソ連軍の最高栄誉である「英雄」称号を受けている。

1942年、パブリチェンコはフランクリン・ルスベルト大統領のホワイトハウス招待を受けた初のソ連人になった。
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ニューヨークポストは「ウゴリオコはウクライナの親政府指向のソーシャルメディアで、戦争初期のロシア戦闘機数機を撃墜したと言われたウクライナのパイロット《キーウの幽霊(Ghost of Kyiv)》のように人気を集めている」と報じた。

ウクライナ空軍パイロット「キーウの幽霊」は、計6機のロシア戦闘機を撃墜したというウクライナ軍の発表があったが、これまで正体は明らかになっていない。

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