ロシア国防長官が北朝鮮を訪問して軍事支援を要請したという報道が出ている。
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複数の外信や、韓国紙などによると、ロシアの石油会社ユコスの元最高経営者(CEO)であるレオニード・ネフズリンは4日、ロシアジャーナリストのユリア・ラティーニナと行ったオンラインインタビューにおいて、「セルゲイ・ショイグロシア国防総省が最近、北朝鮮を行って軍事支援を要請した」と主張した。
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ネブズリンは様々な信頼できる情報源をもとに、ショイグ長官が姿を消した去る3月11日から2週間、北朝鮮と中国を訪問し、戦争に必要なミサイルや弾薬などの支援を要請したと述べたという。
ショイグ長官はロシアが保有する部品と互換性のあるミサイルを得るため、北朝鮮と中国を訪問したという。(ロシアはミサイル部品の70~80%を輸入に依存しているとのこと)
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ネブズリンによると、北朝鮮は支援に同意したという。しかし、中国はミサイル支援を拒否したと伝えられた。ネブズリンは「ロシアは北朝鮮に最も長く滞在した」と述べている。
RFA(自由アジア放送)は6日、ロシアが軍事支援要請のために北朝鮮に接触した可能性があるとする米国家利益センターのハリー・カジアニス朝鮮半島担当局長のコメントを紹介した。
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カジアニス局長は「最近ウクライナ侵攻で非常に切迫した状況にあるロシアは北朝鮮にまで軍事的支援を受けようとする可能性がある」とし「ロシアは小型武器と互換性のある弾薬のような基本供給品を求めるのかもしれない」と説明した。
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