ロシアの侵攻を受け、ウクライナの最高裁判所判事も最前線で戦っていることが分かった。
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10日(現地時間)、複数の外信によると、イワン・ミシュチェンコウクライナ最高裁判所判事は、先月初めから首都キーウを防衛する部隊のうちの1つに合流した。同部隊は市販の小型無人機を使ってロシア軍の位置を特定しようとする民間人兵士の部隊だ。
ミシュチェンコ判事の参戦事実は、ポーランドのマスコミを通じて初めて知られた。彼は自身のTwitterアカウントを開設し、現在まで戦場の状況を写真とともに公開している。
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彼はポーランドメディアに対し「誰が弁護士であり、誰が検事であり、誰が判事なのかは重要ではない」とし「私たち全員は団結している」と明らかにした。
彼はウクライナの多くの裁判所が運営を続けているが、この段階では法廷より戦闘に出る方が良いと語った。
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現在40歳のミシュチェンコ判事はウクライナで弁護士としてキャリアを始め、36歳だった2017年11月に判事になった。
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彼は今年2月、ロシア軍が侵攻してきた日、彼は事務所にいたという。急いで帰宅し、妻と3人の子供(生後10カ月から12歳までの男の子2人と女の子1人)を車に乗せ、ポーランド国境まで500マイル(約8万キロ)走った。
その後、彼だけがキエフに戻った。現在、ウクライナでは約10万人の市民が軍に志願入隊して活動している。
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