ロシア軍の上級将校の戦死がまた明らかになった。
(参考記事:露軍第59戦車隊司令官が宇で死亡…大佐戦死9人目 宇の戦車破壊数は計700台に)
ウクライナ軍将校のアナトリー・ステファン氏は12日(現地時間)、テレグラムにおいて、ロシア軍戦車大隊の指揮官であるミラス・バシャコフ中佐が戦死したことを伝えた。
同中佐の出身地であるサンクトペテルブルクの地元紙などもこのことを報じた。詳細な死因などは明らかにされていない。
(人気記事:露の海外スパイ網が破壊?…外交官400人追放で ヒューミント依存響く)
ステファン氏はまた、チェチェン共和国出身のロシア人中佐、ウクライナで戦死したことも明らかにした。戦死したのはロシア陸軍第291機動ライフル連隊のディビル・ディビロフ中佐だ。同部隊はチェチェンのボルゾイ村に駐屯し、ロシア軍南部軍管区の第42親衛機動ライフル師団に所属している。
また、所属部隊などは不明だが、ロシア軍のサニコフ・イェゴール少佐が死亡したことも明らかにされた。
(人気記事:韓国紙「進撃する日本のロボット産業、世界の45%を掌握」「韓国でも絶対的存在に…日本産は代替不可能」)
それ以外にも、尉官や中隊長など4人の死亡も明らかにされた。
これら情報は、ロシアのオープンソース情報(自治体による訃報やメディア報道)から引用されたものが多い。
(人気記事:露空挺部隊60人が反逆、宇派遣を拒否…懲役刑覚悟か 軍内で反逆相次ぐ)
英BBCによると、現在公表されているロシア軍戦死者1,083人のうち20%以上が将校とされる。
(参考記事:露軍戦死の20%以上が将校か…空挺部隊死者多く、スペツナズ隊員も 徐々に被害隠せず)