ウクライナに侵攻中のロシア軍が民間人を集団虐殺し、性暴行を繰り返しているという証言が相次いでいる。80代の女性もその犠牲となった。
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去る12日、米国メディアCBS Newsはウクライナに住む83歳の女性のインタビューを伝えた。
ベラ(Vera)と自らの名を明らかにしたこの女性は、ロシア軍人に暴行と性暴行をされたと証言した。
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ベラさんはロシア軍が村を占領するやすぐにロシア兵が暴挙を働いたと述べた。
彼女はロシア兵に首筋を捕まれ、逃げることも、息もできなかったと当時の状況を説明した。
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ベラさんは兵士に対し「私はあなたのお母さんになるほど老いている。あなたのお母さんにこのようなことが起こったとしても放っておくか?」と説こうとしたが、結局は暴行されたという。
兵士は、彼女を性暴行した後、ウォッカ一瓶を飲んで天井に銃を撃ち、家を出ていったと明らかにした。
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ベラさんは記者たちに「むしろ銃で撃たれて死ぬ方が良かった」と訴えた。しかし、ベラさんはCBSの取材映像にあえて顔出しで答えるという選択をとった。
ウクライナの性暴力および家庭内暴力被害者支援団体である「ラストラダ・ウクライナ」関係者は「ロシア軍が民間人への性暴行を行うことを戦争の手段として利用している」と明らかにした。
また「ショックが過ぎる頃に、さらに多くの人が報告するだろう」とし「数千人の女性と小さな女の子が性暴行された可能性が高い」と話した。
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