口だけ? 露「宇への武器支援は攻撃する」発表後にスロバキアから武器満載到着

ロシアはウクライナに武器を支援する外国の輸送手段を攻撃すると公言していたが、実際はそうではない事が明らかになった。
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ニューヨークタイムズ(NYT)は14日(現地時間)、スロバキアが先週、防空ミサイルシステムS300をウクライナに搬入した過程を紹介した。

旧ソ連が開発したS300システムは、地上のレーダーが空中の目標物を感知すると、中央統制室での情報分析を経て地対空ミサイルが自動発射される構造だ。
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スロバキアは領土の西側に配置していたS300システムを分離した後、トラックを利用して東ウクライナ国境に近い都市ドブラの鉄道駅に移送した。

48発の地対空ミサイルと4つの発射台、レーダーなどで構成されたS300システムは、屋根のない貨物列車120両に満載されて運ばれた。列車がある地点を通過するのに30分かかるほどの大行列だったという。
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当然ながらロシアの衛星にも感知される行列だったが、S300を積載した貨物列車は無事にウクライナの目的地に到着して配置された。

ロシアは先月、ウクライナ支援用武器を載せた米国と北大西洋条約機構(NATO)の運送手段は軍事標的とみなして攻撃すると警告していた。しかし、結局は「口だけ」に終わった様子だ。
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一応、ロシアはS300システムの輸送が終了した後に、巡航ミサイルで武器庫に保管されたS300を破壊したと発表したが、ヤロスラブ・ナード・スロバキア国防長官は「フェイクニュース」であると一蹴した。

ロシア軍は侵攻以降、ウクライナのS300システムに手を焼いており、戦闘機や軍用ヘリが次々に撃墜され制空権を握れず、それによって当初予定していた短期決戦が頓挫し、北方戦線から撤退せざるをえなくなった。

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