沈没した露軍艦「モスクワ」に核兵器が載っていた可能性…宇専門家ら指摘

ロシアの黒海艦隊の旗艦であるモスクワ艦に核弾頭が載っていた可能性が浮上している。
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15日(現地時間)、英ミラーによると、ウクライナ西部都市リヴィウに本部がある軍事研究団体「転換と軍縮」のミハイロ・サムス副所長は「モスクワ艦が核弾頭を搭載中だった可能性がある」とし「火災と爆発が発生したにもかかわらず保護された場所に位置した可能性が高い核弾頭は被害を受けなかった可能性が大きい」と話した。
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ウクライナのオンラインメディアである「ディフェンス・エクスプレス」もモスクワ艦が核弾頭を載せていた可能性について言及し、核弾頭搭載が可能な550~700㎞射程距離の「P-1000バルカン」対艦ミサイルが16機も搭載されていることを示した。

ディフェンス・エクスプレスは「P-1000バルカン対艦ミサイルには350kt(ダイナマイト35万tの爆発力)規模の核弾頭や500㎏重量の高性能在来式弾頭を搭載できる」とし「核弾頭が常に搭載されていたのか、それとも特別な命令あった時のみ搭載されていたのかが鍵だ」と説明した。
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先だってウクライナ軍は自国軍のネプチューン地対艦ミサイルが黒海で作戦中だったミサイル巡洋艦モスクワ艦を撃沈したと主張した。ロシア軍は原因不明の火災で弾薬が爆発して船体が大きく破損したと明らかに、撃沈説を否定した状況だ。

しかし、ロシア側の発表でもモスクワ艦は天候不良などで結局沈没しており、西側諸国はウクライナの主張が正しいと見る向きが強い。
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米国防部はモスクワ艦沈没に対して「ロシア海軍力への大きなダメージ」であるとし「(モスクワ艦は)黒海で主導権を行使しようとするロシア戦力の核心だった」と評価した。

アレッシオ・パタラノ・キングス・カレッジ・ロンドン大学教授はCNNに「米海軍が空母を失ったものと批判されるほど」とし「軍艦は浮かぶ国家領土だ。軍艦を失うのは軍事力の損失だけでなく、政治的・象徴的なメッセージが大きい。旗艦を失うことはもっと言うまでもない」と述べている。

(参考記事:「モスクワ号撃沈は痛恨…露軍は防空力喪失」「トルコが海峡封鎖で補充も不可」海外紙

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