ハングルで「独島.com」とウェブドメインに入力すると日本外務省のウェブサイトにつながることが判明し、韓国で反発の声が出ている。
(参考記事:韓国紙「Facebookのチェックイン機能で独島は日本になってる…」「韓国政府も知らなかった」)
インターネットアドレスウィンドウに「独島.com」と入力すると、竹島を日本領土とする日本外務省のサイトにつながることが分かったと、18日、韓国各紙は一斉に報じた。「ハングルドメインが日本に占拠された」「独島ドットコムと入力すると竹島に飛ぶ」などの見出しも踊っている。
独島の写真とともに「日本の領土」と書かれた同ウェブサイトには、日章旗とともに日本外務省であることを示す文言が全面に記されている。
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独島の写真にはハングルで「竹島」と書かれており、下段にはハングルを含む世界12か国語で「竹島領有権に関する日本の一貫した立場」という文章が掲示されている。

該当文には「竹島は歴史的事実に照らしても、また国際法上でも明らかに日本固有の領土である」とし「韓国による竹島占拠は国際法上何ら根拠がなく行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠によって、竹島に対して実施するそのいかなる措置も法的な正当性を持たない」と主張している。
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続けて「日本は竹島領有権をめぐる問題について国際法に沿って落ち着いて平和的に紛争を解決するつもりだ」とし「韓国側から日本が竹島を実質的に支配し、領有権を再確認した1905年以前に韓国が竹島を実質的に支配したという明確な根拠は示されていない」と伝えている。
他にも「竹島に対する認知」、「竹島の領有」など、様々な関連項目が多様な言語で作成され、各種動画や資料を公開して日本領土という主張を行っている。
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韓国紙によると、同ドメインは米国で購入されたことが確認されたが、所有者は確認できないと伝えられた。メイン使用期限は5月27日だが、ドメイン所有者がサーバーを変えない限り、同サイトは継続されるという。
(参考記事:韓国紙「三・一節を迎え、日本人妻団体が独島を訪問」「領土主権の正しい理解度高めた」)