ウクライナでまたロシア軍の上級将校が殺害された。8人の将軍を含む43人の上級将校が死亡している。
(参考記事:ロシア将軍がまた死亡…8人目 第八統合軍副司令官 「マリウポリ周辺に配備」外信)
ウクライナ軍によると、ロシア軍第49対空ミサイル旅団司令官イワン・グリシン大佐が、腹部の榴散弾(りゅうさんだん)により死亡した。彼はハリコフ付近で殺害されたという。
このニュースは、ウクライナ軍参謀本部が、今般の戦争で20,600人のロシア軍人が死亡したと報告する中で発表された。
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つい数日前にロシア軍はウクライナ侵攻以来8人目の将軍を失ったばかりだ。
第8統合軍の副司令官であるウラジーミル・フロロフ少将は、サンクトペテルブルクで軍葬が執り行われたことが確認されている。
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彼の所属する第8統合軍は先月、クリミア近郊のヘルソンの戦闘中に、司令官アンドレイ・モルドヴィチェフ中将が殺害されている。
ロシア軍はこれで、8人の将軍と10人の大差を含む計43人の上級将校(佐官級以上)が死亡したことが確認されている。
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一方、DNAから身元が判明した最年少の兵士の死も明らかになった。
外信によると、シベリアのクラスノヤルスク地方出身のロマン・アキモフ(18歳)は、「ドンバス解放のための特別作戦中に兵役義務遂行中に英雄的に死亡した」と地元自治体が哀悼したことが分かった。
彼の切断された遺体はDNAによって特定され、彼の両親が彼の死を知らされるまでに3週間を要したと伝えられる。
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