英歴史学者「露モスクワ艦の沈没は日露戦争を連想」「兵力劣る相手に屈辱の類似点」

  • 2022年4月20日
  • 2022年11月21日
  • 政治

英国の歴史学者が、黒海艦隊旗艦モスクワ艦の沈没が、1905年の日露戦争で敗北した帝政ロシアの姿を連想させると指摘した。
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20日(現地時間)、英デイリー・エクスプレスによると、英歴史学者であり元エクスター大のジェレミー・ブラック元教授は、プーチン大統領がウクライナに対する全面侵攻を続ければ、ロシアが日露戦争のような敗北を再び経験すると分析した。

このような分析の決定的な理由として、ブラック元教授はモスクワ艦号沈没を挙げた。日露戦争当時、戦争の勝敗を決定づけた「対馬海戦」と似ているというのだ。
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対馬海戦では、それまで劣勢とみられていた日本の艦隊が、当時世界最強と呼ばれていたロシア帝国軍のバルチック艦隊を撃滅した。

ブラック元教授は、戦艦6隻が沈没して5380人もの兵士が戦死した対馬海戦と、今回のモスクワ艦の沈没を単純比較することはできないとしつつも、劣るはずの相手に屈辱的な被害を被ったという点で類似点を持つと指摘した。
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ブラック元教授は「日露戦争でロシアが日本に敗北したのは現代社会に入った後、欧州列強がアジア新興国との戦争で敗北した最初の事件」とし「プーチン大統領が率いるロシアも同じような屈辱感を味わっている」と説明した。
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続けて「ロシア軍の兵器技術がウクライナ軍の兵器システムよりもはるかに先んじているという評価を受けている」ものの、「やはりロシアの戦力が日本に比べ客観的に先んじているという評価を受けていた日露戦争当時と同様だ」と付け加えた。

ブラック元教授はプーチン大統領の判断が日露戦争を敗北に導いた帝政ロシアのニコライ2世の判断とも類似点があると指摘した。外交を通じて平和的に問題を解決する機会があったにもかかわらず、軍事力を過信して戦争を選んだという点からだ。

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