ウクライナ東部で再び攻勢に出ているロシア軍だが、21日に多数のロシア航空兵器が撃墜されたとの見方が出ている。
(参考記事:1機20億円の露軍「空飛ぶ戦車」をわずか1万3千円の旧ソ連砲で撃墜…宇軍発表)
ウクライナ国防省は21日、この日にウクライナ陸軍と空軍の対空防衛隊が敵の航空目標15機を破壊したと発表した。これはウクライナ国軍空軍司令部がフェイスブックで発表したものだ。
ウクライナ国防省は「4月21日はウクライナの対空防衛部隊にとって実り多い日となった」とし、無人航空機「Olran10」9機と、3機の戦闘機および3機のヘリコプターを破壊したと発表した。
(人気記事:露軍にまたブーメラン…軍艦撃沈の宇ミサイルは旧ソ連製改良版 自らの軍事遺産に苦しむ露)
無人航空機9機のうち6機は陸軍の対空ミサイル部隊によって、2機は携帯式防空ミサイルシステムによって、もう1機は空軍の対空ミサイル部隊によって撃墜されたという。
一方で、イジューム方面では、東部航空司令部の対空ミサイル部隊がロシア軍機2機を撃墜した。調査によるとそれはSu34とSu35であったと説明している。
(人気記事:宇のT64戦車、単騎で露の装甲車部隊を奇襲する映像が公開 性能差を戦術で克服)
また、航空攻撃隊がロシアのSu25とMi8ヘリを撃墜したことや、さらに1機のMi8ヘリコプターがウクライナ海兵隊によって破壊されたと明らかにされた。
さらに、ウクライナ国家警備隊は、ロシアのKa52「アリゲーター」ヘリコプターを撃墜したことを報告した。
(人気記事:韓国紙「進撃する日本のロボット産業、世界の45%を掌握」「韓国でも絶対的存在に…日本産は代替不可能」)
ロシアのウクライナ侵攻後、ウクライナ側が1日でこれだけのロシア航空兵力の破壊したことを発表したことはなく、東部を中心とする先頭の激しさが伺われる。(画像:ウクライナ陸軍YouTube)
(参考記事:モスクワ近郊の露国防省研究所で大規模火災 7人死亡、10人行方不明)