露で黒海艦隊のオシポフ提督が逮捕 モスクワ艦沈没の容疑で…海外報道

ロシアメディアによると、黒海艦隊司令官のイゴール・オシポフ提督が、黒海艦隊の旗艦「モスクワ」を沈没させた容疑で逮捕されたと報じられている。複数の外信も報じた。
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それによると、ウラジーミル・プーチン率いるロシア連邦軍最高司令部は、ミサイル巡洋艦モスクワの喪失について「誰かのせいにするために(スケープゴードを)探している」という。

国会艦隊司令官であるイゴール・オシポフ提督は逮捕され、解任もされたとのこと。
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また、参謀長で第一艦隊司令官代理のセルゲイ・ピンチュク副提督に対する調査も始まっていると伝えられた。
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そのため、これまで副司令官を務めていたアルカディ・ロマノフ副提督が一時的に黒海艦隊の司令官に就任した。
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また、ロシアの報道機関は、イゴール・オシポフ提督が以前、黒海艦隊は旗艦なしでは存在できないと発言したことを指摘している。「旗艦がなければ、私は艦隊の司令官ではない」とオシポフは述べたとウクライナ紙は伝えている。

2019年5月に黒海艦隊司令官に就任したイーゴリ・オシポフは、それ以前はカスピ海艦隊の司令官と太平洋艦隊の第一副司令官を兼任していた。

これまで海軍功労勲章をはじめ多数の勲章を授与されたことが分かっている。

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