露が戦車2年分、航空機1年分を失う 「数年は戦争できない」英紙

ロシアがウクライナ戦争で兵器をあまりにも多く失い、次の戦争を準備するには数年かかるという分析が出ている。
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英タイムズによると、米有力シンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)のマーク・カンシアン選任顧問は、ウクライナ軍が過去2ヶ月間に破壊したロシアの戦車と航空機がそれぞれ2年分と1年分の生産量に相当すると述べた。

ロシアの近年の兵器年間生産量は戦車がおよそ250台、航空機は150機とされる。ミサイルもすでに数年分を使用したとみられている。
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カンシアン顧問はタイムズに「ロシアが在庫を積み上げ、次の作戦の準備を終えるのに数年かかるだろう」と述べた。

英有力調査機関であるベリンキャットは24日、ロシアが精密ミサイル備蓄量の70%を使用したようだと明らかにしている。
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また、西側諸国の強力な制裁により、兵器生産のためのスペアパーツの生産能力に支障が生じているとも伝えられる。ウクライナ情報当局は、ロシアが金融制裁と輸入制限で戦車生産に困難が生じていると主張する。

主力戦闘戦車のT72の生産速度がかなり鈍化し、最新の次世代戦車T14アルマータの生産が中断されたとのこと。
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英ロンドンにある国際戦略研究所の軍事専門家ヘンリー・ボイドは、ロシアが数十年間全国に保管しておいた予備兵器を取り出す可能性について指摘。「ロシアはソ連時代の戦車と装甲車などをたくさん持っている」としつつ、しかし、それらは品質が著しく落ちると伝えている。

一方でウクライナには欧米諸国などから戦車、装甲車、対戦車武器などが毎日のように送られている状況だ。

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