ブチャで民間人を拷問・殺害した露指揮官の身元特定 略奪品を郵便局で発送し発覚

ウクライナのブチャで民間人の手を背中で縛り処刑した犯人がロシア国家近衛隊(ロスバルディヤ)の指揮官であることが明らかになった。
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ベラルーシの郵便局の監視カメラに写っていた当該指揮官

2日、(以下現地時間)ウクライナ検察総長イリーナ・ベネディクトバは、ブチャ大虐殺に加担した容疑者の身元と具体的な犯罪行為が初めて究明されたと明らかにした。

ベネディクトバ総長はこの日「ブチャ民間人虐殺の最初の容疑者がロシア国家近衛隊指揮官であるセルヒ・コロッセイ(35)であることが確認された」と伝えた。
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総長は「警察はコロッセイが3月18日、ブチャで非武装住民男性4人を拷問後に殺害し、民間人を模擬処刑した事実を究明した」とし、「コロッセイはブチャで民間人虐殺蛮行を犯した後、ロシアに略奪品を送りに行った」と付け加えた。

先月1日、ブチャから退却したロシア軍の一部が、翌日ベラルーシに郵便局に集まったことが確認されているが、そのうちの一人がコロッセイだったという説明だ。
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当時、キーウ帯から退却したロシア軍は、直後にベラルーシのマジル市郵便局に集まり、故郷に略奪品を送付したことが知られている。先月2日、ロシア兵50人余りが故郷に送った略奪品の重量は合計2000キロを超えた。ブチャで最低4人の民間人を殺害した疑いを受けるコロッセイもこの日、ロシアのウリヤノフスクで略奪品を発送した。

ブチャ住民らが郵便局の監視カメラに撮られたコロッセイを識別した。目撃者たちの証言によると、コロッセイはブチャで民間人を捕虜にし、銃殺した。まるで実際に処刑するかのように民間人捕虜を心理的に拷問する「模擬処刑」も行ったとのこと。
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現地マスコミはブチャで発見された手を縛られた遺体が、コロッセイの犯行であることを明らかにする動画を公開した。また、ベラルーシ・マジル市で生まれ育ったコロッセイがロシアのモスクワに移住し、ロシア国家近衛隊に所属して今回の戦争に参戦したと伝えた。

一方、先月28日、ウクライナ国防部はブチャ大虐殺の容疑者10人を指名手配した。ウクライナ国防部は「ブチャ虐殺に責任があるロシア第64機械化旅団所属虐殺者10人の身元が確認された。いずれも戦争犯罪に対する処罰を避けられないだろう」と指摘している。

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