露軍第12工学旅団の司令官が殺害…ドネツ川渡河作戦中 前任司令官も2カ月前に殺害

ドネツ川の戦いでロシア軍の大佐が戦死したことが分かった。
(参考記事:秘密渡河作戦中の露軍がほぼ全滅か…兵力1500人死亡 宇軍「待ち伏せで一斉射撃」

ウクライナメディアobozrevatelは17日(現地時間)、ロシア軍の第12独立工学旅団の司令官であるコズロフ・デニス大佐がウクライナでの戦争中に殺害されたと報じた。デニス大佐はロシア軍がドネツ川の渡河作戦に従事していた際に、ウクライナの戦闘員によって殺害されたという。

ウクライナ人将校であるアナトリー・ステファン氏もテレグラムでデニス大佐が殺害されたことを報告している。
(人気記事:露軍元将校ら「ロシアは孤立した」「ドンバス攻撃は失敗」

同紙はロシアメディアをもとに、デニス大佐がロシアのウラジミール州ムロムに埋葬されたし、彼が5月11日に部隊を前進させるための浮き橋を設置中に戦死したと伝えている。
(人気記事:1機20億円の露軍「空飛ぶ戦車」をわずか1万3千円の旧ソ連砲で撃墜…宇軍発表

ウクライナ軍は先週、ドネツ川の渡河作戦中のロシア軍をほぼ全滅に近い状態に追い込んだと発表していた。デニス大佐はこのときに戦死したとみられる。
(人気記事:韓国紙「進撃する日本のロボット産業、世界の45%を掌握」「韓国でも絶対的存在に…日本産は代替不可能」

ウクライナのDEFENSE EXPRESS紙は17日(現地時間)、今回戦死したデニス大佐は第12独立工学旅団の司令官だが、この前任となる司令官も2カ月前(3月中旬)にウクライナ軍によって殺害されており、「第2ラウンドに進んだ」という表現を使い皮肉った。

ウクライナ軍は当時、ロシア軍の第12独立工学旅団の司令官であるセルゲイ・ポロフニャ大佐を暗殺したと伝えていた。

(参考記事:ロシア軍工学旅団司令官が暗殺される…ウクラ軍スナイパーか 露軍の移動・拠点構築に影響も

(参考記事:露兵捕虜「上官が歩けない兵士を銃殺した」「パニックで自殺した兵も」

(参考記事:露軍上級将校がまた戦死 「第6工兵隊ナガモフ大佐が作戦中に殺害」現地紙

政治の最新記事8件