ウクライナ軍が自ら製作した「自家製ドローン」を使ってロシア軍の約6億円の戦車を破壊する場面が公開された。
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去る11日(現地時間)、英デイリーメールはウクライナ軍ドローン特殊部隊である「アエロロスビドカ(Аеророзвідка)がロシア軍戦車を破壊することに成功したと報じた。
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アエロロスビドカはこの日、自ら開発したドローンから爆弾2発を落とし、ロシア軍の戦車を破壊する映像(https://youtu.be/NVT1rj5X2vU)を公開した。
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彼らが開発したドローンの制作費用は明らかになっていないが、ドローンから落とされた爆弾の価格は400ポンド(約6万4千円)であることが分かっている。その価格差は最大8750倍にもなる。
ただし、アエロロスビドカが、いつ、どこでロシア軍の戦車を破壊したかは公開されていない。
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これに先立ち、アエロロスビドカはフェイスブックを通じて、海外から支援を受けたドローン部品と資金を利用して戦闘用ドローンを自宅で作る姿を公開したことがある。
当時、ミハイロ・ゴルベンコ・アエロロスビドカ代弁人は「私たちが作ったR18というドローンは、1台当たりの価格が10万ポンド(約1600万円)にもならない」と明らかにしている。
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