ロシアのモスクワのある駐車場でトランクに入っていた対戦車砲が爆発し、運転手らが重傷を負ったことが明らかになった。
(参考記事:宇特殊部隊、6万円の爆弾で6億円の戦車(T-90)を破壊する映像公開)
去る17日(現地時間)、英メトロの報道によると、この日ロシアモスクワ州ミティシのある駐車場で、携行対戦車弾が車両トランクで爆発して2人が負傷した。
(人気記事:プーチン大統領に韓国大学が学位を与えていた… 授与理由に驚きの声「最悪のミス」「戦犯なのに」)
メトロはロシア紙ヴェチェルニャヤ・モスクワの報道を引用し、この事故で負傷者2人が病院に入院して治療を受けており、近くの住宅に住む住民が避難するハプニングとなった。
調査の結果、50代男性と30代男性がウクライナ東部からスウェーデン製の携行対戦車弾「パンサルスコット86」(AT-4)を持ち、車のトランクに乗せたいたことが確認された。
(人気記事:韓国紙「進撃する日本のロボット産業、世界の45%を掌握」「韓国でも絶対的存在に…日本産は代替不可能」)
男性のうち1人は、退役軍人のビクトル・コフティコフ(52)少佐であることが判明した。
彼はロシア軍の集中的な砲撃を受けているウクライナ東部ドンバス地域への支援に関わっていることが分かった。
(人気記事:1機20億円の露軍「空飛ぶ戦車」をわずか1万3千円の旧ソ連砲で撃墜…宇軍発表)
コフティコフはロシア軍が占領したウクライナ地域で同兵器を購入してロシアに持ち込み、これを販売しようとしていたと述べた。
ロシアのローカルメディア・バザーテレグラムは、彼らがパンサルスコット86をお土産として持ち込んだものと推測している。
負傷したもう1人の男性であるニコレイ・ポドブラズニー(38)は現在集中治療室に入院しているという。
(参考記事:露軍「米製M777-155mm砲を破壊」発表も…公開映像では命中していない謎)