宇捕虜など拷問死させた露の「死刑執行人」 宇狙撃兵に殺害される

  • 2022年6月9日
  • 2022年11月21日
  • 政治

ロシア軍の「汚れ仕事」を代行する民兵組織として有名なワーグナーグループの傭兵の一人がウクライナの狙撃銃に殺害されたことが分かった。この傭兵は2014年のロシアによるクリミア半島強制合併時に捕虜や民間人の虐殺に深く関与しとされ、「死刑執行人」の異名を持つ人物だった。
(参考記事:露の残虐傭兵部隊8千人のうち3千人がすでに殺害か…英調査団体 「殺人快楽者が10~15%」

5日(現地時間)ロシアメディア・モスコスキーコンソモレッツは、ワーグナーグループの一員としてウクライナ戦に参戦したウラジミール・アンダノバ(44)が戦死したと報じた。

報道によると、アンダノヴァはウクライナ第2都市ハルキウで夜間偵察任務中にウクライナ狙撃手によって殺害された。ロシアメディアは、彼の遺体が故郷のブラチア共和国に行く船に載せられたと伝えた。
(人気記事:1機20億円の露軍「空飛ぶ戦車」をわずか1万3千円の旧ソ連砲で撃墜…宇軍発表

アンダノバはウクライナでは「死刑執行人」と呼ばれていた。2014年、ロシアのクリミア半島強制合併の際、アンダノバはウクライナ東部のドンバスで捕虜や民間人の虐殺に深く関わったとされる。彼が殺害した捕虜たちの遺体からは拷問の跡も発見された。
(人気記事:露軍サマラ憲兵隊司令官が戦死 「スターリングラード」で7代続く軍人家出身…現地紙

アンダノバは2月、他のワーグナーグループ組織員1000人余りと共に再びウクライナに向かった。彼の任務について詳しくは分かっていないが、先月、ワーグナーグループの傭兵400人余りがゼレンスキー・ウクライナ大統領と閣僚を暗殺する目的でウクライナ首都キーウに潜入したという外信報道が出ており、あるいはキーウ近郊のブチャで発生した民間人大量虐殺についてもワーグナーグループが主導したという報告(ドイツ政府)が出ている。
(人気記事:ウクライナ軍、「黒豹」と呼ばれる女性スナイパーの捕獲発表 「40人の血が流れた」

ロシア民間軍事企業(PMC)ワーグナーグループは、2014年ロシアのクリミア半島強制合併時に初めてその存在が知られた。クレムリンはワーグナーグループの存在を否定しているが、事実上ウラジミール・プーチンロシア大統領の私兵組織として役割を果たしているとの見方が有力視されている。実際、これまで中東およびアフリカ地域で公式的な軍事的介入が難しい現場に動員されている。民間人を生きたままま燃やすなど残酷な行為も行ったとの報道もある。

ワーグナーグループはロシア情報総局(GRU)特殊旅団所属だったドミトリー・ウトキンが結成した。 35~55歳の退役軍人が主なメンバーだ。傭兵は毎月8万ルーブル(約18万円)から多くは30万ルーブル(約68万円)の給与を受け取っているという。

(参考記事:露軍が宇東部に非正規軍を集中投下か 過去に火炙りや斬首…戦争凄惨化の可能性

(参考記事:露将軍5人のうち4人は狙撃手が殺害か 過去には309人殺したウクライナ女性狙撃手も

(参考記事:露元空軍少将が戦死…Su-25戦闘機を操縦し宇に撃墜される 操縦士減少で退役軍人を動員?