ヒョンデが米国で好調維持…8月は14%↑の6万5千台販売 ツーソンとエラントラが人気

現代自動車が先月、米国における8月基準の販売台数で歴代最高値を記録した。SUVとエコカーを中心に販売が好調だ。
(参考記事:起亜自動車がポーランドEV市場でシェア1位に…テスラ抜く

現代自動車の米国販売法人(HMA)は1日(現地時間)、米国市場で先月、計6万4335台を販売したと明らかにした。これは前年(5万6200台)比14%増加した実績となる。

準中型SUVモデルであるツーソンと、準中型セダンモデルのエラントラが実績を牽引した。それぞれ1万4305台と1万4238台が販売され、それぞれ前年比28%と30%の上昇となった。エラントラはハイブリッド(HEV)モデルが史上最高の販売記録を達成した。

特に昨年、米国市場に発売した現代車の北米戦略型ピックアップモデル「サンタクルーズ」の販売量が著しく上昇した。前年同月比132%増となる2899台を記録した。続いて、小型セダンモデルのエクセントが前年比104%増となる2174台を販売した。

ランディ・パーカー(Randy Packer)HMA首席副社長は「在庫が反騰し始め、販売好調を示している」とし「全体的に米国自動車産業が減少傾向を示すだろうという意見が出ている中、現代車はSUVとエコカーモデルの需要を確保している」と述べた。

一方、現代自動車は今年の米国販売目標を前年比20%以上増となる99万台としている。半導体需給難の解消とジェネシスEVモデルの発売などを通じて販売量拡大に乗り出しており、同モデルは昨年現地で計82万5000台を販売した。