現代自動車のEV「アイオニック5」をモータートレンドが「今年のSUV」に選出

現代自動車の電気自動車・アイオニック5が電気自動車モデルとして初めて、モータートレンドの「今年のSUV」に選ばれたことが分かった。
(参考記事:現代自動車のEV「アイオニック5」がスペインの「今年の車」に選ばれる 米独に続き

現代自動車はモータートレンドが発表する2023年「今年のSUV」にアイオニック5が選ばれたと21日明らかにした。

2023年の「今年のSUV」は計45車種を対象に行われ、このうち25車種が電動化モデルだった。

モータートレンドは、華やかな外観と優れた走行性能、豊かで快適な室内空間、効率的なバッテリー、優れた価値、速い充電システムなどをアイオニック5の選出理由として挙げた。

モータートレンドの「今年のSUV」は、進歩的なデザインとエンジニアリングの卓越性、効率性、安全性、価値、走行性能など6つの要素を評価して選定する。

現代自動車の関係者は「今回の選定は現代車が世界的なレベルの製品開発とデザイン、エンジニアリングなど技術力を認められたという点で意味があり、今後もこのような努力を続けていくだろう」と述べている。

現代車グループの電気自動車専用プラットフォーム「E-GMP」が初めて適用されたアイオニック5は、3千mmのホイールベースに基づく広い室内空間、18分でバッテリー容量を10%から80%まで充電可能な800V超急速充電システム、車両外部に電源を供給できるV2Lなどを備えている。

米国高速道路安全保険協会が発表した衝突評価でも最高評価となる「トップセーフティピックプラス」を獲得し、ヨーロッパの新車安全性評価プログラムである「ユーロNCAP」でも最高評価を受けた。

この他にもアイオニック5は今年4月に2022ワールドカーアワーズにおいて「世界カーオブザイヤー」を受賞し、先月はウォーズオートの「2022ワーズオート10大エンジンおよび動力システム」に選ばれた。

(参考記事:仏で現代・起亜製エコカーが市場シェア3位に浮上 10台に1台は韓国車に

(参考記事:現代自動車がWRCアクロポリスラリーで1・2・3位独占の快挙

(参考記事:インドで韓国現代車の不買運動広がるなか、インド政府も韓国大使を呼びつけ抗議「妥協できない」