現代自動車のQ3売上=3.8兆円で過去最高も営業利益は減少

  • 2022年10月25日
  • 2022年11月21日
  • 通商

現代自動車の今年第3四半期の営業利益が、新エンジン(セタ2GDIエンジン)と関連した品質コスト反映の影響で当初の見通しを大きく下回った。
(参考記事:現代自動車のEV「アイオニック5」をモータートレンドが「今年のSUV」に選出

現代自動車は連結基準、今年第3四半期の営業利益が1兆5千518億ウォン(約1550億円)と暫定集計されたと24日公示した。

第3四半期の営業利益は昨年第3四半期(1兆6千67億ウォン)より3.4%減少した数値だ。営業利益率は4.1%で、前年同期(5.6%)より1.5%下落した。当期純利益は1兆4千115億ウォンで前年同期より5.1%減少し、経常利益は2兆420億ウォンを記録した。

このような中でも売上高は前年同期比30.6%増加した37兆7千54億ウォン(約3.8兆円)を記録し、2010年の新しい会計基準(IFRS)導入以後最高値を達成した去る第2四半期(35兆9千999)を超えた。 1~9月の累積売上高も104兆39億ウォンで前年同期(86兆5千842億)を上回った。

第3四半期には部品需給緩和による販売拡大でグローバル販売(卸売基準)が14.0%増加し、ミックス改善と高為替レート効果が期待されるなど有利な要因が作用した。

第3四半期のグローバル販売量は102万5千台を記録した。前年同期(89万9千台)より販売量が増加したのには部品需給緩和に伴う主力モデル販売増加と電気自動車販売拡大が影響を及ぼしたと現代車は分析した。

スポーツユーティリティー車(SUV)販売比重は前年同期48.1%から50.6%に拡大し、部品需給緩和によりサンタフェ、ツーソンなど主力SUV車種の販売が拡大した。高級ブランド・ジェネシスの販売も8.7%増加した。

第3四半期のグローバル電気自動車販売は前年比27.1%増えた。電気自動車販売比重は前年同期4.6%から第3四半期5.1%に高まった。アイオニック5の販売拡大、GV60・アイオニック6の新車効果も影響を及ぼしたと解釈される。

現代車は野心作のアイオニック6の今年の販売目標を1万5千台に設定した。第3四半期末基準で2千660台を販売して目標値を超えた状態だ。今年末にはヨーロッパ圏、来年初めには北米圏まで販売地域を拡大する。

(参考記事:現代自動車がWRCアクロポリスラリーで1・2・3位独占の快挙
(参考記事:韓国で現代自動車など73万台がリコール 火災危険性やエアバッグ不良などで
(参考記事:米国紙「米消費者が韓国現代自動車に懲罰的損害補償を要求」「エンジン火災問題で決起」