米分析機関「北朝鮮のミサイルはロシアの技術支援で成功率が上がった」「06年境に76%にまで↑」

米国の非営利機関「核脅威防止構想」(NTI)は、北朝鮮が1984年から今月19日まで試験発射したミサイルの成功率が76%に達すると分析した。専門家らはロシアの技術支援の可能性が高いと評価したとRFA(自由アジア放送)が26日報道した。
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NTIは北朝鮮が過去40年間に発射したミサイル204発のうち156発が成功し、ミサイル発射の成功率が向上する傾向を見せていると明らかにした。

北朝鮮が試験発射したミサイルを分析して、それらを「成功」、「失敗」、「確認できない」を分類した結果、2006年以前までの成功率は約50%だったが、その後成功率が高くなり、2013年以降の4年は100 %に達する成功率を示した。

今年北朝鮮が発射した44発のミサイルを分析した結果、失敗は4発だけだった。 27発は成功で、13発は「確認不可能」に分類された。

RFAによると、米軍の専門家ブルース・ベネット(Bruce W. Bennett)ランド(RAND)研究所先任研究員は、比較的高い成功率の背景にロシア側の支援があると推測した。

北朝鮮の技術力に優れているのではなく、ロシアが90年代や2000年代初頭に試験したミサイルを北朝鮮が導入した可能性が大きいということだ。

一方、ベネット博士は、北朝鮮ミサイルの成功率に基づいて北朝鮮ミサイル技術を過度に高く評価してはならないと指摘した。

ミサイルが計画した軌跡通り目標点に到達したかどうかの評価をしていないことや、発射直前の技術的問題で北朝鮮が発射できなかったミサイルは結果に含まれないためだと説明した。

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