現代自動車の高級ブランド・ジェネシス(GENESIS)の初の電気自動車専用モデル「GV60」が再び最高の安全性を立証した。
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ジェネシスは去る27日(現地時刻)、米国高速道路安全保険協会(IIHS)が発表した衝突評価で「GV60」が最高等級の「トップセーフティピックプラス(TSP+)」を獲得したと明らかにした。
IIHSは1959年に設立された非営利団体で、毎年米国市場に発売された車両の衝突安全性能および衝突予防性能を総合的に評価する世界で最も厳しい新車安全性評価に挙げられる。
TSP+等級を受けるためには、運転席のスモールオーバーラップ、助手席のスモールオーバーラップ、前面衝突、側面衝突、屋根剛性、頭部サポートなど、6つの衝突安全項目評価ですべて最高等級の「素晴らしい(good)」等級を受けなければならない。
これとともに、前方衝突防止システムテストで「優秀(advanced)」以上の等級を、全体トリムの前照灯評価で「良好(acceptable)」以上の等級を獲得しなければならない。
「GV60」は6つの衝突安全項目と全トリム前照灯評価で最高等級の「素晴らしい」を受けて最高の安全性を立証した。
また、前方衝突防止システムの評価でも時速40km以内の車台車衝突はもちろん、歩行者を効果的に感知して事故を防止すると評価され、最も高い等級である「卓越(superior)」を獲得した。
今回の「GV60」のTSP+獲得でジェネシスはG70、G80、G90、GV70、GV80などIIHSから安全性能を評価されたすべての車種がTSP+等級に上がった。
ジェネシス関係者は「ジェネシスは顧客の安全を最優先にしてすべての車種を開発している」とし「GV60を含むジェネシス車種がIIHSを通じて高い安全性を認められてうれしい」と明らかにした。
一方、ジェネシスは先月、ユーロNCAP評価でGV60が5つ星評価を受け、G70、G70シューティングブレーキ、G80、GV70、GV80などユーロNCAP評価を受けた全モデルが5つ星評価車に名を連ね、主要地域で優れた安全性を証明された。
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