ウクライナが露領空軍基地で破壊工作か 最新ヘリ3機=74億円相当を爆破粉砕

  • 2022年11月3日
  • 2022年11月21日
  • 政治

先月30日(現地時間)の夜10時ごろ、ロシア北部プスコフ州のある飛行場で数回の爆発音が感知された。謎の爆発によって飛行場では最低、3機のロシア軍攻撃ヘリコプターが粉砕された。
(参考記事:宇兵士たちも爆笑…露軍撤退場所から日露戦争時の兵器「PM1910重機関銃」が見つかる

これと関連して現地メディア「フォンタンカ」は31日。飛行場で修理中だった1機20億円以上する攻撃ヘリコプターKa-52が2機と、陸軍の主力ヘリコプターであるMi-28Nが1機破壊されたと報じた。

海外の民間軍事専門家らはオープンソースインテリジェント(OSINT・公開情報分析)を活用し、爆発場所がプスコフ州ベレドニキ・ベレティエ空軍基地であることを確認した。フランス国立宇宙研究院(CNES)とエアバスの衛星が31日に撮影した写真で、実際の被害規模も確認された。

これと共に、謎の爆発がウクライナの浸透破壊工作ではないかという見方が提起された。これは疑惑を裏付けるだけの動画が公開されたことによるものだ。海外の民間軍事専門家らはOSINTを活用し、爆発場所がプスコフ州ベレドニキ・ベレティエ空軍基地であることを突き止めた。

ベレティエ空軍基地で撮影されたとみられる動画には、ある男性がロシアの「Z」標識が描かれた少なくとも2機の軍用ヘリコプターに爆発物を設置する姿が収められていた。そして同日の夜、基地では爆発が相次いだ。

ウクライナ側は公式に侵入破壊工作の事実について認めていない。しかし翌日、ウクライナ国防省情報局は「ベレティエ空軍基地で強力な爆発が発生し、攻撃ヘリコプター3機が完全に破壊され、他の2機はひどく損傷した」と明らかにした。続いて「爆破されたヘリコプターの残骸が半径200mに飛び散った」と伝えた。ロシアが破壊工作員の捜索のために軍部隊に緊急指令をかけたとも付け加えた。

当該映像/GeoConfirmed
そして「Ka-52アリゲーターはロシアの偵察および攻撃ヘリコプターであり、価格は1600万ドル(約24億円)だ。また夜間作戦に主に投入され、ナイトハンターと呼ばれるMi-28Nはロシア陸軍主力ヘリコプターだ。アップグレードされた新型バージョンは、1機当たりの価格が1800万ドル(約27億円)に達する」と詳細に説明した。

情報を総合すればロシア軍は該当爆発で少なくとも5000万ドル、約74億円規模の被害を見たことになる。

Twitterユーザーの「ウクライナ武器追跡」は、破壊工作員が時限爆弾VZD-6Chに起爆装置MD-5Mを使ったと推定している。

これに対して2日、米国CNN放送は「確認されたもののうち、ウクライナ国境から最も遠い場所にある軍事目標物への攻撃となったことになる」と評価した。

CNNは「ウクライナのサボタージュ(秘密破壊工作)部隊の攻撃という確証はないが(事実なら)自国の領土から遠く離れた場所に対する大胆かつ最初の攻撃になるだろう」とし「その象徴性は軍事的結果よりさらに重要なもの」になると分析した。

爆発したベレティエ空軍基地はウクライナ国境から約800キロ離れている。

(参考記事:英紙「プーチンの手に注射跡、顔にはむくみ…」「パーキンソン病と癌治療のものか」
(参考記事:ヘルソン奪還進軍中の宇軍、露の22億円最強ヘリKa-52を二日連続で撃墜
(参考記事:1機20億円の露軍「空飛ぶ戦車」をわずか1万3千円の旧ソ連砲で撃墜…宇軍発表