米軍のブラッドリー・チャンス・サルツマン(Bradley Chance Saltzman)将軍が米国宇宙軍の2代目参謀総長に任命された。
(参考記事:露中部軍司令官が解任…今夏に英雄称号受賞もすぐ失脚 「一兵卒にさせる」)
去る2日(現地時間)、米国空軍によると、レイモンド隊長が展役したことを受け、チャンス・サルツマン大将が参謀総長に就任した。
チャンス・サルツマン参謀総長は「宇宙軍を戦闘準備ができた軍隊にするために絶えず努力する」と述べた。
彼は、淡い水色のカラーシャツと藍色の制服ジャケットを着て登場した。
ジャケットには右肩から斜めにアメリカ宇宙軍のロゴが刻まれた銀ボタン6個が付いており、左胸に名札が付いていた。
ところがこの制服を見たネットユーザーからは「ハリウッドSF映画の《スタートレック》シリーズと《宇宙空母ギャラクティカ》に出てくる制服のようだ」といった感想が出ている。
去る2020年1月に米宇宙軍が創設されたときにロゴが公開された時から、ロゴがスタートレックの記章に似ているという指摘が何度も出ていた。
当時、宇宙軍側は、既存空軍宇宙司令部のロゴから得たデザインだと説明したことがある。
米国宇宙軍は2019年、ドナルド・トランプ元米国大統領が国防授権法に署名し、空軍宇宙司令部から分離され、公式発足した。
宇宙軍の部隊員は「ガーディアンス」と称されている。
(参考記事:「露将軍10人の死…米諜報によるもの」海外報道 野戦司令部の座標を提供か)
(参考記事:米軍が日本に「沈黙の暗殺者」MQ9リーパー攻撃機を配置 極東情勢緊張で動員か)
(参考記事:宇軍の「神風ボート」が露黒海艦隊に打撃か 「低コストで戦略的効果大」英紙)