意外な日韓格差… 心肺停止した人に蘇生術施す韓国人は日本人の半分以下

心肺が停止した患者が発生した際、ゴールデンタイム内(4分以内)に心肺蘇生術(CPR)を行えば患者を蘇生することができる。しかし、韓国の一般人による心肺停止患者への蘇生術施行率は日本など主要国より低く、逆に日本は世界的にもに高い施工率であることが分かった。
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8日、韓国の疾病管理庁がナム・インスン=共に民主党議員に提出した資料によると、韓国の一般人による心肺蘇生術施行率は2020年基準で26.4%であり、英国(70.0%)や米国(40.2%)に比べて非常に低いレベルにとどまった。

この資料によると、日本(2013~2015年統計)の同施工率は50.2%と韓国の約2倍と高く、米国のそれよりも高水準であることが分かった。

試行間の偏差も大きく、ソウルは40.7%、大邱は35.1%と比較的高かったが、光州と慶尚北道はそれぞれ12.8%、15.5%にとどまった。

心肺蘇生術のゴールデンタイムは4分以内であり、ゴールデンタイム内の心肺蘇生術施行時の生存率を3倍ほど高めることができる。

ナム議員は「現在の応急処置水準を先進国水準に向上させるために教育と広報を強化し、自動心臓衝撃器(AED)の普及も拡大しなければならない」とし、「梨泰院の惨事をきっかけに、応急処置(のための)教育費支援予算を大幅に増額しなければならない」と訴えた。

来年度の韓国の政府予算内のうち肺蘇生術など応急処置教育費支援予算は16億5000万ウォン(約1.7億円)で編成されており、今年(18億ウォン)より8.3%も減額されている。

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