「露軍は戦車の半分を喪失」「巨大な戦略的失敗」米国防省

  • 2022年11月10日
  • 2022年11月21日
  • 政治

米国国防省は、ロシアがウクライナ戦争で戦車や誘導弾など主要武器の相当量と多くの地上軍を失ったとし、今後以前のような戦闘力を持つ軍隊の再建が容易ではないと明らかにした。
(参考記事:露軍の招集兵大隊570人、戦線投入数日で壊滅…「自ら掘った塹壕が墓になった」

9日(現地時間)、政治専門媒体のザ・ヒルによると、コリン・カール米国国防省政策次官は前日の記者たちに「プーチンは失敗した」と述べた。

カール次官は「ロシアは最初の戦争に入った時よりも弱くなり(戦争から)はじき出されるだろう」とし「彼らは過去8ヶ月間に数万人の死傷者を出した。これは旧ソ連が10年間アフガニスタンで経験した以上の数値」であると言った。

また「ロシア軍はおそらく戦闘戦車の半分を失っただろう」とし「彼らはウクライナで彼らの地上軍の80%以上を泥沼に陥らせた」と伝えた。

彼は「ロシアは精密誘導弾の大部分を消費し、対ロシア制裁と輸出統制はロシア軍を戦争前の姿に再建することを非常に難しくするだろう」と話した。

カール次官はロシアのウクライナ侵攻自体を「巨大な戦略的失敗」であると規定した。

戦争が長期化の様相をみせながらロシアが苦戦するな、セルゲイ・ショイグ・ロシア国防長官はこの日、占領地だったウクライナ南部都市ヘルソンから撤収し、新しい防衛線を構築するよう軍に命令した。

ただし、西側諸国とウクライナは実際にロシア軍が退却するかどうかを注視している。

イェンス・ストールテンベルク北大西洋条約機構(NATO)事務総長は「ウクライナ軍が領土を解放する姿は鼓舞的」であるとしながらも「我々はその発表を見たが、実際に現場で何が起こるか見守るだろう」と述べた。

ウクライナ側も一部ロシア軍がまだヘルソン州に駐留していると撤収したと言うにはまだ早いとし、慎重な態度を堅持した。

先に、ジェイク・サリバン米国ホワイトハウス国家安保補佐官は最近、ユリ・ウシャコフ・クレムリン宮外交担当補佐官と秘密の接触をもち、ウクライナ戦争で核兵器や大量破壊兵器を使用しないよう警告したと米メディアが報道したことがある。

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