ロシアが新たな核推進魚雷の試験発射を準備中だと米国CNN放送が現地時間10日、軍の上級関係者の言葉を引用して報道した。
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CNNは「ロシアが数週間内に新たな核推進魚雷ポセイドンの試験をする可能性がある」とし、「このために核潜水艦ベルゴロド号を含む艦隊が待機中であると伝えられた」と明らかにした。
CNNはまた「新魚雷試験でロシアの戦術核使用可能性が一層高まる」との分析も伝えた。
核推進無人魚雷であるポセイドンは、従来の弾頭と核弾頭搭載の両方が可能なうえ、原子力を動力として射程に制限がないことで知られている。
ポセイドンが本番で使用される場合、海底に沿って数百キロメートルを移動して海岸の防衛線を突き抜けて街を攻撃することができる。
ウラジミール・プーチン・ロシア大統領は2018年のスピーチにおいてポセイドンシステムを公開し、「数百倍は小さくなったが、はるかに強力で高速な革新的な新兵器だ」と強調した。
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