世界3位の仮想資産取引所FTXが破産申請をした影響で、前日に暴落していた韓国のコムタス(COMTUS)ホールディングスの株価が反騰した。
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16日午前9時9分、コムタスホールディングス(46,400ウォン▲1,100 2.43%)は前日比で1550ウォン(3.42%)上昇となる4万6850ウォンで取引されている。子会社であるコムタス(64,200ウォン▲1,100 1.74%)も前日より2.54%上昇となる6万4700ウォンで取引されている。
前日のコスダック市場でコムタスホールディングスの株価は、前取引日(11日)に比べ11.7%も急落し、4万2250ウォンで取引を終えていた。子会社のコムタスの株価も14.74%も下落していた。
コムタスグループの持株会社であるコムタスホールディングスの仮想通貨「XPRA」がFTXで取引されているというニュースが伝えられるや株価が急落していた。
しかし、FTX破産申請によるコムタスやコムタスホールディングスへの直接的な財務的影響はないとの分析が韓国証券会社などから出され、株価も反騰した形だ。
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