宇でハイテク兵器続々活躍…スカイワイパース、デルタ、カミカゼボート

9ヶ月近く続くウクライナ-ロシア戦争において、全世界で開発された最先端軍事装備が使われている。開発後、実戦で初めて使わる装備の試験場になっている形だ。
(参考記事:宇のパルチザンが戦争のゲームチェンジャーに…暗殺や情報収集で活躍

ニューヨークタイムズ(NYT)は15日(現地時刻)、在来式武器で主に戦うロシアとの激戦の中で、最先端技術による武器の性能が詳細に観察されていると伝えた。

報道によると、北大西洋条約機構(NATO)が開発した軍隊位置追跡及び情報共有システムであるデルタは今回の戦闘で初めて使用されている。

軍事衛星とドローン、諜報など各種情報資源を集合させ、地図上に敵軍の位置だけでなく兵力と装備状況もリアルタイムで現れる。

デルタを活用しているウクライナは、ロシア軍をヘルソンから追い出す過程で大きな助けを得たという。ロシア軍の補給船を迅速に選別攻撃できたからだ。

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これと共に1500件のロシア軍標的を識別し、このうち数百件を完全に除去することができた。

リトアニアが2年前に発売した対ドローン擾乱装置「スカイワイパース」もウクライナ軍に大きな助けを与えていることが分かった。

この装置はドローンの通信信号を遮断して方向を攪乱し、墜落させる装置だ。

開戦初めからウクライナ軍のドローン攻撃で大きな被害をみたロシアはスカイワイパースを獲得するために心血を注いでいると伝えられた。

ロシア黒海艦隊に向けて自爆攻撃をして話題となった海上ドローン(無人ボート)と、ドイツが開発した防空システムIRIS-Tもウクライナの戦争で初めて投入されたことが分かった。

ミハイロ・ペドロフ・ウクライナ副首相は最近NATO会議で「私たちは実際の戦闘現場で繰り広げられるあらゆる状況で適切な武器を使用するため、最適な武器試験場といえる」と述べている。

(参考記事:宇軍の「神風ボート」が露黒海艦隊に打撃か 「低コストで戦略的効果大」英紙
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