独軍IRIS-T対空ミサイル、露軍カリブル巡航ミサイルを撃墜(宇戦争)

ロシアの巡航ミサイルとドローン攻撃に手を焼いていたウクライナにおいて、ドイツ製対空防御システムが活躍中であることが分かった。
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18日(現地時刻)、CNNはロシアがウクライナに発射した巡航ミサイルが撃墜される映像を報じた。映像によると、上空を飛んだロシアの巡航ミサイルが何かによって撃墜され、爆音とともに炎に包まれた。

SNSにこの映像を投稿したウクライナ国営メディア編集長のユアン・マクドナルドは、この映像は15日(現地時刻)キーウで撮影されたもので、ロシア・カリブール(Kalibr)巡航ミサイルをドイツ製IRIS-T対空ミサイルが撃墜する様子であると明らかにした。


ドイツが開発したIRIS-Tミサイルは速度マッハ3の迎撃ミサイルで、地対空防空システムであるIRIS-T SLMに搭載されたバージョンは射程距離が40kmに達する。

ドイツは計4台のIRIS-T SLM防空システムとIRIS-Tミサイルをウクライナに支援することにし、先月11日にIRIS-T SLM防空システム1台がウクライナに引き渡された。

IRIS-T SLM/Diehl Defense
 
ウクライナ情報団体の戦略通信センター(Stratcom)は先月31日、「ドイツが提供したIRIS-T対空ミサイルシステムが本日、空中目標物に対して100%効果的だった」と明らかにするなど、性能に満足感を表した。

この他にもドイツがウクライナに提供したゲパルト自走対空砲も大きな活躍をしている。

ゲパルト自走対空砲は1970年代に実戦配置され、ドイツでは2012年に退役した旧型兵器だ。この退役したゲパルト50機をウクライナに支援した結果、ロシア軍戦闘機とヘリコプターはもちろんドローンと巡航ミサイルまで撃墜する意外な戦果を収めていることが分かった。

実際、ドイツは戦争初期にウクライナに対するIRIS-T SLM支援を先送りするなど、ロシア産のガス依存度が高く、ウクライナ支援に消極的なのではないかという批判を受けてきた。

しかし、遅ればせながら、ウクライナに投入された自国産武器が効果を発揮し、体面を保った形だ。

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