北朝鮮軍による射殺事件 文政権時の大統領秘書室長を聴取

聯合ニュースによると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)前政権期に黄海上で起きた北朝鮮軍による韓国男性公務員の射殺事件を巡り、ソウル中央地検は13日、盧英敏(ノ・ヨンミン)当時大統領秘書室長を呼んで事情聴取した。

盧氏は2019年から2年近く秘書室長として文前大統領を補佐し、青瓦台(旧大統領府)内の実力者とされた。

検察は事件発生後に開かれた関係閣僚会議で事件の隠蔽(いんぺい)を図ったり男性が自らの意思で北朝鮮に渡ったことにするため情報を操作したりしたか、盧氏がこれに関与したかなどを確認する方針だ。文前大統領への報告内容や文前大統領の指示内容なども調べる。

盧氏は今年10月末、朴智元(パク・ジウォン)前国家情報院長や徐薫(ソ・フン)前国家安保室長と記者会見を開き、検察の主張について「根拠もない(政治)報復」だとして疑惑を全面的に否定していた。

同事件を巡り検察は今月、徐氏を逮捕。職権乱用権利行使妨害などの罪で徐氏を起訴した。

韓国では政権交代の度に前大統領や政府幹部が逮捕されることが繰り返されている。盧氏の逮捕が文前大統領の身辺にも及ぶのか注目される。

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