世界医大TOP100、韓国ソウル大学が東大と北京大を上回る

韓国の医学大学3校が世界優秀医学大学TOP100に入った。最も上位に入ったソウル大学は、中国の北京大学や日本の東京大学の順位を上回った。

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英国の大学評価機関「Quacquarelli Symonds(QS)」が世界1400カ所の大学を対象に行った調査結果「2023年学問分野別世界大学ランキング(QS World university rankings by subject 2023)」によると、医学分野の世界大学ランキングで韓国の医学部の中で最も高い順位はソウル大学が占めた。

ソウル大学の医学部は世界で37番目に優秀な医学部と評価された。アジアの大学の医学部の中では4位となった。しかし、2019年31位、2020年33位、2021年28位、2022年32位と比べると、最近5年間では最も低い順位となっている。

韓国の医学部の中で2番目に高い順位は延世大学で56位だった。アジアの医学部の中では7位だった。延世大学は世界ランキングで上昇傾向にある。2021年89位、2022年63位から2023年56位に上昇した。続いて成均館大が94位で100位以内に入っている。

一方、今回の評価で「医学部門世界1位」となったのは米国のハーバード大学だった。2位は英国オックスフォード大学、3位は米国スタンフォード大学、4位は米国ジョンズホプキンス大学、5位は英国ケンブリッジ大学だ。世界の医学部TOP10に最も多くの医学部が含まれた国はアメリカだった。カリフォルニア大学サンフランシスコ校がそれぞれ9位と10位を記録した。

2番目に多くの医学部が世界10位以内に名を連ねた国はイギリスで、オックスフォード大学とケンブリッジ大学のほか、UCLとインペリアル・カレッジ・ロンドン(がそれぞれ6位と8位を占めた。

10位以内に入った医学部のうち、米国と英国以外の大学は、7位にランクインしたスウェーデンの研究中心医学部のカロリンスカ医科大学が唯一だった。

アジアの大学の医学部門で最も高い順位を記録したのは、シンガポール国立シンガポール大学(で世界20位だった。続いて香港大学と香港中文大学が並んで31位、32位を記録した。

韓国のソウル大学が37位で、中国の北京大学が38位、日本の東京大学が42位、韓国の延世大学が56位、日本の京都大学が59位、台湾の国立台湾大学が68位、中国の復旦大学が74位だった。

QSは全世界の大学1,400余りの大学を対象に学術評判度(Academic Reputation)、卒業生の評判度(Employer Reputation)、教授-学生比率(Faculty/student ratio)、論文当たりの被引用度(Citations per paper)、国際学生比率(International student ratio)、国際教授比率(International faculty ratio)を評価し、世界ランキング、アジアランキング、学問分野別ランキングを発表している。

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