起亜自動車が米国でSUV車両10万9000台をリコールする。
起亜自動車の米国法人は9日、車両の始動時に電圧が不安定になり、計器盤(ダッシュボード)が消える問題で大規模リコールを実施することを明らかにした。
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リコール車両は、昨年9月から今年3月まで生産された△ニーロ △ニーロハイブリッド △ソウル △スポーツージ △スポーテージハイブリッド △スポーテージプラグインハイブリッド △テルライドなどだ。これらの車両にはすべて4.2インチLCDクラスターが装備された。
リコール車両は、エンジンをかける際に電気ノイズが発生し、計器盤の画面エラーが発生すると伝えられた。画面が消えると、ドライバーがタイヤ空気圧情報など各種警告メッセージを確認できず、危険だという指摘が提起された。
昨年11月から先月まで、計器盤の消灯に関する通報は計77件に上るという。当該問題と関連した事故や人的被害はまだ発生していない。
これに対し、起亜自動車の米国法人はリコールと関連し、米国道路交通安全局に送った報告書には「昨年2月から計器盤の問題が改善されたソフトウェアを搭載した車両を出荷している」と明らかにした。
起亜自動車の関係者は「26日から該当車主にリコール通知書を発送する予定」とし、「車主は起亜自動車販売店で計器盤ソフトウェアアップデートサービスを無料で受けることができる」と述べた。
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